セレック原価率

小~中規模 歯科医院におけるセレックの成功事例(原価率が大きく減少)

こんにちは、竹中です。

本日は、東京の歯科さんへの訪問でした。

こちらの先生は、弊所のお客様では唯一セレックを有効活用されておられます。

(その他の先生はご診療スタイルに合わない、とのことで残念ながら数年前にご売却…。)

セレックの有効活用により添付のように驚異的な原価率となっています。

ブロックの購入により材料費が少し高めですが材料費率7.2%、セレックのご活用で技工料が驚異的に減少し技工料率はなんと“2.6%”(合計9.8%です)。

添付した、TKCにおける統計によれば、TKC会計事務所関与の全国2000歯科医院の平均原価率(材料+技工)は16.0%(統計では成績優良歯科でも15%)ですから、他院と比べてもいかに原価率が低いかお分かりいただけると思います。

今までは自由診療専門の技工所に出していた技工物を現在は先生がセレックにて技工されておられるため、上記のように技工料が減少したとのことです。

技工作業により勤務時間は増加傾向のようですが、お疲れのご様子もなく無理なく運用できているとのことでした。(セレック導入前は材料+技工で15%程度でした。)

売上想定が5500万円とすると、6%低いと300万円程度の経費削減となりますから、他の広告宣伝や人件費ないし利益に大きな金額を回せるわけです。

セレック補綴は隙間ができやすくカリエスが再発しやすいなどそのデメリットが挙げられているようですが、そもそも金属補綴だと離脱率が高く外れた都度歯科に来院し治療しなければならい患者のQOLは大きく下がります。

虫歯は完全には治りずらいため最終的には欠損となるケースが多いことや、隙間による再発と離脱による汚染再発の有意差もはっきりしていとすると、金属補綴と比べた場合のセレックのデメリットも実はあまり大きなものではないのかもしれません。

今後も運用の秘訣などもっともっと先生にお聞きしたいと思います。

乞うご期待!